手放して生きる

「手放す」と「諦める」について

こんにちは、菊山ひじりです。

昨日メルマがで書いた記事なのですが、今回はブログでもシェアさせて頂きますね。

現在サロンでは、「スピリチュアル・ワーク・セッション」 を行っています。
先日、このスピリチュアル・ワーク・セッション参加者の方から、このようなご質問を頂きました。

 

・手放すことと、諦めることはどう違うのでしょうか?

参加者の方には既に個別にお返事しているのですが、同様のご質問を時々セッションの際にも頂きますので、皆さまにも参考になるように、少し加筆して書いてみたいと思います。

私はセッションで同様の質問を頂くと、そのクライアントさんに合わせて説明を変えています。
その為、人によっては「同じことです」と言う場合もあります。

それには理由があります。

「諦める」と思っても、余程切羽詰まらない限り、なかなか諦められないのが人間です。

特に、他人をコントロールするのが好きな方や、何かにしがみつく傾向が強い方の場合、「完璧に諦める」くらいの強い気持ちでないと、手放せないからなんですね。

でも、実際には(あくまで私見ですが)、この2つには微妙に違いがあると感じています。

 

★「諦める」という表現を使うとき、そこには「ダメということに対して絶望している・悲しんでいる」というような、ちょっとネガティブな方向性や、悲劇性・拒否感が含まれているように感じます。

視覚イメージでいうと、後ろ向きといいますか、願っている事に対して背中を向けているような、ちょっと不幸なイメージです

 

★「手放す」という表現を使うとき、そこには「ダメだとしてもそれを受け入れる」というような前向きで強いニュアンスを感じます。

視覚イメージでいうと、願っている事に対して正面を向いていて、でもしがみつかずに見つめて手放しているイメージです。
自由になるというイメージも繋がっています。

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話を少し広げますと「手放す」と「忘れる」「手放す」と「許す」もやはり同じような意味で使われることが多いと思います。

★手放すと執着がなくなるので、忘れる事ができるようになります。
忘れる事ができると、肩の荷が下りて軽くなるんですよね。

 

★誰かを許す=手放す事ですね。
許さないといつまでもその出来事(人)に頭の中を占領されてしまうので、いつまで経っても手放せないんですよね。
誰かに憤りを感じ続けている人は、まず許さないと自分が先に進めないのですね。

 

「手放したい」と思う事(人)があるならば、この辺りを自分の中で整頓すると、上手に手放せるようになるかもしれませんね。

 

★全てのポイントは、「執着しないこと」です★
そう、執着を手放すことこそが、幸せに繋がる大きな鍵なのですね(^^)

 

「どうしても手放せない」

と言う方は、『手放さない事で自分が得ているメリット』が必ずあるはずです。

もし手放せない思いがあるならば、その思いをキープすることで何をメリットとして受け取っているのかを、自分を正直に見つめて、考えてみてくださいね。

ここに気づき、変えることができると、人生は大きく変化しますよ(^^)

皆様が心の重さから解放されて、自由と愛を手に入れて幸せになることを心より願っております・・・♪

 

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