子育て

呪文の季節・・・

ここ何カ月もの間、毎日毎日うんさりするほど呪文を聞き続けてきました。

その呪文とは・・・九九呪文 そして 百人一首呪文・・・。

小学2年生の保護者が通らねばならない、それはつら~い修行なのです・・・。

ゆとり教育のあおりを受けて、宿題の量が半端じゃない今の小学生。

うちの学校では、毎日必ず算数と国語のプリントのほか、音読と九九暗唱が宿題として出されます。

私が小学生の時なんか、宿題は毎日出るものではありませんでしたよ~。

だから遊ぶ時間もたっぷりあったし、毎日外で走り回って楽しかったんですけどね・・・。

毎日の宿題を見ることは、フルタイムで働く親にとってはそれだけでも非常に厳しい負担なのに(うちの子は、一人では宿題なんかやりませんからね~^^;)、更に12月から加わったのが百人一首呪文。

「いんにちがいち、いんにがに、いんさんがさん、・・・・くくはちじゅういち!」

まで延々と聞いたあと、
「ありあけの~つれなくみえしわかれより~・・・」
と、意味もわからずともかく唱えている呪文を20個、聞き続けることになります。

1月の全校百人一首大会へ向けての練習なのですが、なぜか使っている百人一首の札は挿絵がなく(!!)、ひらがなが大きく書いてあるだけの味気ないもの・・・。

「こんなの百人一首じゃない!!やっても意味あるの!?」って思ったのは私だけじゃないらしく、12月の保護者会では多くのお母さんたちが担任の先生に噛みついていました!(笑)

絵のない、そして時代背景説明のない丸暗記の百人一首なんて、ねぇ・・・。

ゆとり教育もそうでしたけど、文部科学省のセンスは、本当に信用できませんね・・・。

意味もよくわからず続けても仕方ないので、子供向けの百人一首の本を買って、一緒に読みました。

大変でしたけど、それはそれで楽しかったので、まぁ、結果オーライでしょうか♪

さて、その百人一首大会も今週無事終わり、呪文からも解放されました♪ホッとしました~~~(笑)

残念ながら大会では1回戦で敗退したうちの子でしたが、その相手の子が1位になったそうで、いつもなら負けると悔しくて泣いちゃううちの子も、「そんなに強い子ならしょうがない」と諦めがついたみたいでした。

ちなみに、その1位の子のお母さんは、担任の先生に噛みついたうちの一人♪さすがっ♪

きっとお正月はご家庭で猛特訓だったのでしょう・・・(^^;)

とはいえ、九九呪文の宿題は、まだまだ続いています・・・。

きっと今夜も、いんいちがいち、いんにがに・・・を聞くことになるでしょう・・・。

 

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