なんとも母性本能を刺激してくれるにゃんこちゃん。
まだ生まれたばっかりです。目がうるうる・・・可愛い~
こんにちは、ヒーラー&ヒプノセラピスト 菊山ひじりです。
上の写真は、知人のお家に行ったときに、保護されていた捨て猫ちゃんです。
生まれたばかりで、羊水に濡れた状態で、ビニール袋に入れられて、捨てられていたそうです。
ビニール袋の口が縛ってあったそうですから、そのまま窒息死させるつもりだったのでしょう。
まだ目も見えないそうで、うるんだ瞳がなんとも可愛いです。
ミーミー泣きながら、無心にミルクを飲んでいました。
自分に母親がいることも、そのぬくもりも知らない子猫ちゃんです。
こんな可愛い猫を捨てるなんて、世の中には色々な人がいるなぁ・・・と思いました。
何かやむを得ない事情があったのかもしれませんから、一概に批判はできません。
でも親猫を飼っていたなら、例えば貰ってくれる人を探すとか、もうちょっと違う方法はなかったのかな?と、ちょっと悲しくなりました。
子猫ちゃんの声を聞きながら、美味しい和菓子を頂きました。
こうしてのんびり美味しいものを頂けるだけで、何て幸せなこと・・・と思いました。
かつて私は途上国で女性と子供への各種知識啓蒙活動に関わっていました。
世界は広く、日本では想像もできないような劣悪な環境や価値観が存在します。
人権なんて概念すらない場所も、実際に沢山ありますからね。
日本で普通に暮らしていると、不平不満が出てきたり、自分が不幸に思えたりします。
でも、日本では当たり前のことが、世界レベルで考えると、実はとんでもなく幸せな事だったりします。
私もそうなんですが、人間って身の回りせいぜい3m位の範囲内で生きている気がします。
情報化社会だと言っても、自分に関わりのある世界以外の事を知っている人がどれだけいるでしょうか。
自分以外の人の痛みを共感できる人がどれだけいるでしょうか。
困っている誰かの為に何かしようと行動する人がどれだけいるでしょうか。
自分の満たされない部分ばかり考えていると、被害者意識が強くなって、生かされているという感謝の気持ちを見失ってしまいます。
別に、他者の為に何かをすることができなくても、それはいいと思います。
でもせめて、自分が手にしている幸せを数えて、感謝の中に生きたいな・・・と、子猫ちゃんを見ながら思ったのでした。
今日のひとりごとでした♪