想うこと&ひとりごと

求める心を手放す時・・・

昨日は新月でしたね。
新月は何かをスタートするのに最適なエネルギーをもっていますから、きっとお願い事をした方も多かったのではないでしょうか。
私も朝からあちこちのサイトを覗いては、新月のお祈りなどについて読んでいました(^^)。
そして、最近願っているあることを、紙に書きだそうとしました。
でも、なぜか昨日は気が乗りませんでした・・・。
今の私の気持ちに、何か重いものが引っ掛かっていたんです。
願い求めることに、素直になれない自分がいました。
そこで夕食が終った後で一人ベランダに出て、夕方から徐々に暗くなり夜になっていく空を眺めながら、瞑想と内省をしました。
流れゆく雲をじっと見つめ、夜風にあたりながら、じっと自分の心を見つめてみました。
はじめは単純に自分の望んでいることを見ているつもりでした。
「○○の状態になりたい」 ←(すみません、かなりお恥ずかしい内容なので内緒ですっ♪)
でも、それをじっくりと見ていったところ、気づいたんです。
それは、私の心の奥に潜んでいたこだわりでした。
私は単純に「○○の状態」を望んでいたのではなかったんです。
一見無邪気に望んでいるつもりだったその願望には、その奥に自分の見栄やプライドにつながる、あるこだわりがあったのです。
そのこだわり、つまりエゴイズムを満たすために、○○の状態を手に入れたかったのだ・・・ということに初めて気づいたのです。
そしてその○○の状態に色々な意味やもっともらしい理由をつけて、「それでないと絶対にダメ」という思い込みを創って、自分を苦しめていたのです。
何だか追い込まれているような気持ちになっていたのは、その思い込み・こだわりのせいだったのです。。。
良く考えてみれば、別に「○○の状態」でなくても、全然困らないんです・・・。
必要なもの・欲しいものは今すでに手に入っていて、その○○の状態にこだわる理由も全然ないんです・・・。
でも私はいつのまにか、自分のエゴイズムを満たすために、それにこだわっていたんですね。
結構、ショックでした。。。
そこで、空をじっと見ながら、そのこだわり(○○の状態を求める心)を手放そう・・・と決めました。
自分を縛り、知らず知らずのうちに自分を不必要に苦しめていた、こだわり。。。
最初、とても難しかったです。
でも、手放そうと決めて、空に放ってみました。
しばらくすると、心がちょっと軽くなりました。
全部手放せたとは言い切れないのですが、だいぶ楽になりました。
願いを持つことは、素晴らしいことです。
「願い」は人間が進歩する原動力ですから。
でも私のように、願いを持つことで自分にプレッシャーがかかったり、行き詰った感じや苦しい感じがするときは、ちょっと立ち止まってその原因を探ってみることに、意味があるかもしれません。
そして、求める心をちょっと離れて、今手にしているものに目を向けて、じっくり味わってみるといいかもしれません。
もしかしたら、願いの裏にある自分のこだわり=エゴイズムが見つかるかもしれません。
エゴイズムにとらわれていると、本当の自分と繋がることが難しくなっていきます。
それは、魂の願いから離れていくことだからです。
私の7月の新月は、大きな学びでした。
本当は、書くのは恥ずかしいので嫌だったんですが(笑)、大切なことだと思いましたので、シェアさせて頂きました。
何かの参考になれば幸いです・・・。
皆様との交流に心から感謝いたします。

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