丹田・中心軸

【ご質問】「どうして中心軸は太くなってしまうのでしょうか?」

こんばんは、菊山ひじりです。

先日、以下のご質問を頂きました(^^)

きっと同様の疑問をお持ちの方もいると思うので、ブログでお答えいたしますね。
お役に立てば幸いです♪

なお無料相談の受付は、現在多忙のためお休みしております。

但し内容によっては、ネットラジオ番組「癒しのピアニシモ」にてお答えさせて頂くこともございますので、何かありましたらこちらよりお送りくださいね

ご質問への個別のお返事はしておりませんので、その点のみご了承ください<(_ _)>。

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【ご質問】
どうして中心軸は太くなってしまうのでしょうか?

 

【お答え】
中心軸の感覚を作るときは「絹糸よりも細い光の線」といつもお伝えしていますが、それには理由があります。

そもそも中心軸というのは、真ん中、ということです。
それは「今ここ」にいる、その中心の感覚です。
自分の存在の、究極の本質のことなんです。

ですので、それ以外のものがあると、どうしても太くなってしまうんですね。
例えば

「私の名前は●●です」
「私は女性(男性)です」
「私は●歳です」
「仕事は●●です」
「妻です」「母です」
「長男です」「末っ子です」
「私は●●家の一員です」
「私はダメな子です」
「私は素晴らしい才能に溢れています」

などなど、ともかく思い浮かぶもの全部、です。
そんなに沢山のこの世の事情が入っていたら、軸が太くなって当然です。

 

こういう条件というのは、確かに今この人生で、この瞬間は、そうかもしれません。

でもそれは、魂の本質ではありません。

今世カルマを返すための条件に過ぎません。

生まれ変われば、全部変わってしまうものなのです。

そういう余分なものを全部取り除き、最後に残る「今ここ」という感覚、それが私が言う中心軸の定義なんです。

つまり、中心軸が太い方というのは、この世的な、魂的に言えばどうでもよいことを、後生大事に抱え込んでいる場合が多いのです。

 

もちろん、それが悪いわけではありません。
この世的な何かを大事に思うからこそ、生きる意欲が湧き、素晴らしい活躍が出来ることもあります。
それはそれで、とても大事なことなんです。

ただ、いつもそういう状態だと、どうしても軸は太くなります。
軸が太くなると、物事の判断がブレてくるのは避けられません。

24時間、365日、細い軸だけ、を意識できるようになると、物事を見る目も変わりますし、何より人生がとても楽に自由になりますよ(^^)。

 

でも、いつも軸を意識するのは難しいなぁ・・・と思う場合には、ともかく

・本質的な問題を考える時だけは、細い軸をしっかり意識する。

というように、自分なりに意識するタイミングや方法を考えていけばいいと思います。

要は、現実的にバランスを取って、ここぞ!という時に中心軸を意識することが大事なんですよ(^^)

 

なお、スポーツ選手などで、こういう本質的な軸とは別の軸の作り方をしている方もいます。

例えばシンクロナイズドスイミングの選手などは、自分の中に鉄棒をイメージして、水中での動きの軸とするそうです。

揺れ動く水の中で姿勢を保ちながら動いていく、というスポーツの性質から考えると、これはとても理にかなっていますよね。

 

何のための軸なのか、という部分を考えると、フレキシブルに対応できるようになるかな、と思います。

んな軸で生きているかによって、人生は違ってきます。

臨機応変に、柔軟に、自分らしい中心軸を作っていきましょう♪

 

丹田・中心軸のやり方はこちら>>

丹田・中心軸に関連したメソッドはこちら>>

 

 

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POSTED COMMENT

  1. イシス より:

    ありがとうございます。いつも、周りのことを考えて、迷惑をかけないこと、そこに自分自身が存在する価値観を考えていました。余り色々考えなくていいということですね♡♡♡

    • pianissimosalon より:

      イシスさん

      そうそう、あまり余計なことは考えず、今ここにいる自分をただ受け入れればいいと思いますよ~(^^)

      迷惑かどうかは、人によって受け取り方が違いますし、そもそもそれは、その人の問題なのです(^^)