こんにちは、ひじりです。
これ、もう1カ月ほど前のお話で恐縮なんですが・・・m(_ _)m
ドリーム仮面ってご存知ですか?
今から40年ほど前、少年マガジンで連載されていた漫画です。
「ドリーム仮面」が、子どもたちの見る夢の中に入って、手助けしたり、夢を叶えたりしてあげる、心温まるファンタジー。
私はこのドリーム仮面の大ファンだったんです
でも連載が終わったあとも、単行本が出ず・・・
「ドリーム仮面ってどうなったのかなー」と頭の片隅にある状態で、40年たったんですねー(苦笑)
で、先日のこと。
子どもが「ママ、変態仮面っていう映画あるみたいだけど、面白そうだから行こうよ」
と言いました。
その時、なぜか私の頭には
「ドリーム仮面!」
という文字が浮かび、その場ですぐにスマホで検索したら・・・
ありました!!!
ドリーム仮面、本が出ていました!!!
それも、以前のマンガをまとめた本と、新しい絵本まで!!!!
これは新しい絵本
実は今回初めて知ったのですが、このマンガを書いたなかもとしげるさんは、あの手塚治さんが絶賛し、「手塚治賞」を、初めて受賞した方なんですね。
少年マガジンに連載を始めたときも、
「人気の有無にかかわらず、好きなだけ連載を続けて良い」
と言われていたそうです。
ところが、じっくりと取り組むタイプのなかもとさんは、商業ベースで毎週毎週締め切りに追われる生活に疲れてしまったそうで、ご自分から言い出して連載を止められたそうなんです。
そして、地元に帰られて、建築関係のお仕事をされていたとか・・・。
あと、詩の創作もされていて、みつはしちかこさんの詩の会に入られて、沢山作品を投稿されていたそうです。
ところが、そんなことは出版業界の方は知る由もなく・・・
今から10年前位に、なかもとさん不在の状態で、ドリーム仮面の復刻版が出たんですね。
それがこちら。
もう中古しかなくて、私は新品同様のコレクター品を、8,000円で買いました。
私にとってはそれだけの価値があります。
この本には、
「作者のなかもとしげるさんをご存じの方がいたら、お知らせください」
と書いてあります。
そして、この復刻版を見たある人が、同じ詩の会に所属して詩を書いていたなかもとさんに、
「もしかしてこれ、なかもとさんでは?」
と連絡して、分かったそうなんです。
もしその人が見ていなかったら???
天の導きとは、本当に素晴らしいと思います。
その後、出版社さんからの熱いラブコールで絵本が出るようになったのは、やはり本当に、天職だからなんでしょうね。
だから、第一線を退いていたにもかかわらず、こうして巡り巡って、絵本を描くという役目が回ってきたのでしょうね。
だって、本当に作品が素晴らしいし、新しい絵本の配色のセンスなんて、本当に抜群ですよ。
これは、天にも出版社さんにも放っておかれるわけはありませんよね。
そして、天の導きは、私にもありました~
今回、ドリーム仮面の本が出ていることを知ったのと同時に、なんと近日中に本のサイン会があることも分かったんです。
もちろん、行って参りました!!!
最初は、ドリーム仮面を書いたなかもとしげるさん考案の「くるくる紙芝居」を、ご本人が実演
ほのぼのとした、優しい気持ちになる紙芝居です。
クイズなんかもあって、子どもたちもワイワイと参加しています。
紙芝居が終わったら、サイン会~
絵本と、復刻版と、両方サインしてもらっちゃいました。
ツーショット記念写真も~
本当に感動~~~
「ドリーム仮面、マガジンで読んでいました」
と言って、復刻版を持って行ったら、出版社の担当者さんがビックリしていました(笑)。
だよねー、サイン会に並んでいた人たちは、どう見ても昔マンガ連載していたことを知らない世代でしたから・・・(^^;)
最近、長年心に残っていた人との再会が続いていて、何だかそういうタイミングなのかしら?と思います。
カルメロ神父さまとか、ドリーム仮面とか・・・
あと、数年ぶりにつながったご縁とかもあるし・・・
こういう奇跡の瞬間があるから、生きているって素晴らしい・・・って思えます。
素晴らしい導きに、心から感謝です
そして、ドリーム仮面、これからも頑張ってください!!!
おはようございます。私もオークションであの分厚い本を購入してしまった者です。ちょうど40年前ですね。高校の部活で朝が早く夜も20時頃の列車でクタクタでした。帰りはいつも上野発の通勤客を運ぶ役目を終えたガラガラの終点間近の列車でした。なので網棚に置いてある読み終わった雑誌を友達と“回収”する楽しみもありました。そこでドリーム仮面を知りました。お話は金坊君が小鳥を外に放してあげたもので案外年少者向けのストーリーに感じたものです。しかし私も何かを感じたのでしょう。初めて激励のハガキを書きました。小岩の消印であの独特の専用ペンで返事が来てうれしかったものでした。“頑張っちょるケンね”と印刷してあったかな…。現代の通信手段の発達により懐かしむファンはまた復活すると思われます。昨年の確定申告の会場で飽きてしまい泣いていた女の子にオバQとドリーム仮面をイラストしてあげたところ“これはQちゃんですね。こっちは知りません”と若い奥様。でも泣き止んでくれたのでよかったです。持ち帰ってくださいました。あ、ペンを誘導係の人に返さないと…。長くなってしまったバイ、失礼いたします。ありがとうございました。
「ドリーム仮面―ぼくだけの家」が今日届きました。ドリーム仮面って、長崎弁だったのですね。
今だったら、アンパンマン並みに評価される作品だと思います。復刻版もいつか読んでみたいです。